壁の先まで透けて見える!? DIYする人必見!話題の「Walabot DIY」とは!?
新型コロナウイルスの影響で外出が控えられているなか、ステイホームの流れからDIYブームが再燃しています。最近はお父さん世代の日曜大工的なDIYよりも、インスタ映えを狙った女性によるDIYが増えています。その結果、女性向け道工具の開発が進み、持ち手が細身でピンク色の金づちも売り場で見かけるようになりました。
特に日本ではディアウォールとラブリコというシリーズが初心者でも扱いやすい製品と言うことで大人気で、若い女性がホームセンターに来て木材を買っていくということが起こっているくらいです。
最近では単に木を組み立てるだけではなく、壁に穴を開け電気配線をしたりLED照明を埋め込んだり、DIYの幅は非常に広がってきています。そんな中、今日はなんと壁の先まで透けて見えるイスラエル発の「walabot DIY」をご紹介します。壁の先の配管などが見れるようになることで、配管を傷つけてしまうと言う思わぬアクシデントを免れることができるようになるのです。
Walabot DIYとは
イスラエルのVayyer imaging社から出ているDIY向けのデバイス。壁の中の約4inch先(約10cm)まで透視することができる驚きの製品です。
その仕組みは ?
Vayyer imaging社の強みは何と言っても最先端のレーダーテクノロジー。3GHz~81GHzの高周波数の電波を送りその電波の跳ね返り方を見て、壁の中がどのような作りになっているかや中にネズミなどのような動物が居ないかを検知することができます。
製品の中になんと72個もの送受信アンテナを使用している為、非常に高い精度で物体を検知することができるとのこと。また大容量のメモリが内蔵されており高性能な演算処理をエッジ側でしているため、特に追加のCPUなど必要なく使用できるも非常に大きな特徴です。
使用方法
Walabot DIYの使い方は超シンプル!
①USB経由でスマートフォンと接続し、
②アプリ上で壁の材質を選び
③キャリブレーションするだけ!
無事にキャリブレーションが完了すると、壁の中の木材や、パイプ、動物などが見えるようになります!!
価格は?どこで買えるの?
現在、Amazonでは68ドルで購入可能。(2020年8月現在)しかし残念ながら対象国はアメリカ、EU諸国、イギリス、カナダのみで、日本での対応は未定とのこと。
その背景には電波法などの認証問題があるようだ。今後日本での販売を期待したい。